文化庁メディア芸術祭
第22回

功労賞

池田 宏

アニメーション監督/アニメーション研究者

プロフィール

1934年、東京都生まれ。59年、日本大学を卒業、現・東映アニメーション株式会社が公募した演出助手第1期生として入社。劇場用長編『空飛ぶゆうれい船』(1969)、『どうぶつ宝島』(1971)、テレビ短編『魔法使いサリー』(1966–68)、『ひみつのアッコちゃん』(1969–70)などの脚本・演出を担当。74年、研究開発室課長(〜室長)。アニメーション製作のコンピュータ化の研究開発に従事する。85年に退社、任天堂株式会社に入社、情報開発部長としてゲームソフトの開発を担当。兼任で、株式会社マリオの代表取締役社長、招布株式会社の代表取締役社長を歴任。99年任天堂株式会社を退社。2001年徳間記念アニメーション文化財団評議員。1971年より日本大学、女子美術大学、沖縄県立芸術大学などの学部、大学院などの兼任講師。2003年、東京工芸大学アニメーション学科教授。その後、宝塚造形芸術大学教授などを歴任。現在、宝塚大学兼任講師在任。

贈賞理由

テレビシリーズの『ハッスルパンチ』(1965–66)『魔法使いサリー』『ひみつのアッコちゃん』、劇場用長編『空飛ぶゆうれい船』『どうぶつ宝島』の脚本や監督などを担当。その後、アニメーション制作のコンピュータ化についての研究開発に携わり、一方で日本大学芸術学部、女子美術大学、沖縄県立芸術大学、東京工芸大学、宝塚大学などにおいてアニメーション教育に従事し、日本映像学会、日本アニメーション学会の設立にも貢献、さらに『アニメーションの事典』(朝倉書店、2012)などの編著者を務めるなど、アニメーションの教育研究の発展に大きく寄与したことは功労賞に値する。(横田 正夫)

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