文化庁メディア芸術祭
第22回

功労賞

小池 一子

クリエイティブディレクター

プロフィール

1936年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。80年の「無印良品」の創設に携わり、以来アドバイザリー・ボードを務める。また「現代衣服の源流展」(京都国立近代美術館、1975)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「少女都市」(2000)、「横尾忠則十和田ロマン展POPITALL」(十和田市現代美術館、2017)などの展覧会の企画、ディレクションを行う。1983年に日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、内藤礼、森村泰昌、大竹伸朗、杉本博司など多くの現代美術作家を国内外に紹介した(–2000)。訳書に『アイリーン・グレイ』(みすず書房、2017)、編著書に『田中一光とデザインの前後左右』(FOIL、2012)、『イッセイさんはどこから来たの?三宅一生の人と仕事』(HeHe、2017)など。武蔵野美術大学名誉教授。十和田市現代美術館館長。

贈賞理由

文化とは何なのか?文化とはどのようにして創造され、どのように進化するのか?あたかも大きなムーブメントして捉えられる「文化」は、たどっていくとじつは数名の活動から始まっている。小池一子氏はまさに広告・ブランド・ファッション・ものづくりをはじめ、たくさんのデザイン・クリエイティブ分野の日本のあり方を創世記からつくった人である。高度経済成長時の日本で日本のデザインを哲学し、実行し、実装した功労を、広告やブランドが時代とともに役割を変えた今だからこそ称賛すべきだと考える。(齋藤 精一)

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